倉敷天城中学合格体験記

  • 倉敷天城中学 合格
    倉敷天城中学
    第一福田小 出身
    小4の夏、母に連れられ倉敷天城中学のオープンスクールに行きました。エアコンの効いた教室、アイスの自動販売機、きれいなトイレ、それだけの理由で「行きたい」と思いました。そして、小5になって倉敷校に入塾しました。入塾テストの結果、Sクラスに入ることになりました。小学校の勉強と比べて面白く、宿題の量も負担ではなく、とにかく通うことが楽しかったです。模試でも1位になり、少し天狗になっていたように思います。小6になってSSクラスに変わることになりました。少し伸びていた鼻はすぐに折られました。SSクラスは授業のスピードが速く、小5の時に学習していた内容も違い、自分だけが知らないことも多かったのです。土台がないから、知っていることを前提に進む授業のスピードについていけず、SSクラスの友人との差がどんどん開いていきました。宿題の量も小5のころとはまったく違い、家でゲームをする時間はなくなり、模試でも100位以内には入れず、夏休みまではとにかくしんどかったです。そんな僕が、SSクラスでやっていけると思うようになったきっかけは、夏期講習でした。大量のプリントに取り組むことで、基礎を押さえることができ、応用問題も解けるようになっていきました。9月には「大的中ゼミ」が始まり、似た問題に取り組むことで、解法パターンを覚えることができました。実際に過去問に取り組むようになると、点数として表れるようになりました。「大的中ゼミ」と過去問については、毎回順位が発表されたのですが、初めのころは、名前が載らなかったので、まずはそれを目標に、先生を信じて勉強しました。次第に真ん中あたりに名前が載るようになり、算数では何度か1位を取ることができました。すっかり仲良くなっていたSSクラスの仲間には「下克上だな」と言われ、みんなで笑ったこともありました。受験の動機はエアコンやアイスクリームでしたが、鷗州塾に入って、考えを深めたり、友達と競い合ったり励まし合ったりすることが楽しくなり、自分の意志で倉敷天城中学に行きたいと思うようになりました。県立中学の入試では、適性Ⅱで少しパニック気味になりましたが、無事に合格通知を手にすることができました。友達と「受験を楽しむくらいじゃないと…」と言っていたにもかかわらず、合格通知を見た時には思わず泣いてしまいました。こうして振り返るとあっという間の2年間でした。先生方はユーモアにあふれ、難しい内容も分かりやすく教えてくれました。また、クラスの仲間からはたくさんの刺激をもらいました。先生と友達は12歳の僕にたくさんの影響を与えてくれました。先生方と仲間たちには本当に感謝しています。合格通知が届いた日、父が「ゴールではなく、スタートなんだぞ」と頭をなでてくれました。次は自分の夢に向かってスタートを切りたいと思います。本当にありがとうございました。

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