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2020年07月09日

中学生の夏休みの過ごし方②

1)明確な目標を設定する

まずは現実を見据えた上で目標を立てることが大切です。その際には、《数字》と《固有名詞》を盛りこんだ「明確な目標」を設定すると効果的です。そして、その目標を勉強するところに貼ることをおすすめします。イメージすることは、右脳の隠れた力を発揮するために有力な方法だといわれています。「有言実行」すなわち口に出して宣言することもそのひとつです。「口に出した手前、やらなければ」という気持ちになるので、具体的なイメージができて、行動しやすくなるものです。例えば、目標が高校進学であるなら、オープンスクール・学校説明会・体育祭・文化祭などの機会に学校に足を運びましょう。そうすると、その高校の生徒になっていることを想像することができ、具体的なイメージを抱くことができます。また進学したい高校に通う先輩の体験記を読むことで、自分の青写真と重ねることができ、そこから具体的なイメージを抱くことができます。まずは「恥ずかしがらないで」目標や夢を言葉に強く表すことです。これは心理学における「ピグマリオン効果」と類似しています。


2)睡眠&規則正しい生活

学校では一日のうち4~5時間で「国語・社会・数学・理科・英語」を学習します。学校での学習時間分を夏休み期間に家で勉強しておかないと、夏休み明けに、勉強しないことが当たり前になってしまいます。 中3の皆さんは、学校や塾での学習時間、家庭での学習時間を含めて、「一日最低6時間勉強」ができるようにしましょう。そのためにも、以下のような規則正しい生活を心がけてください。


● 目が覚めたら日光を部屋に取り入れ、コップ1杯の冷たい水を飲む。

● 体のリズムを整えるために、同じ時刻に毎日起床する。

● 朝ごはんはきちんと食べる。間食は控える。

● 昼寝をして、夜に寝るのが遅くなるといけないので、昼寝は早目に切り上げる(最大30分)。

● 夜更かしの原因となる夜食や間食に対する誘惑を軽減させるために、夕食後はすぐに歯を磨く。

● テレビ・ゲームは許容範囲(ただし取り組む課題が終わってから)。ただし90分以上の視聴は避ける。


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