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2021年05月20日

初めての定期テスト対策

中学1年生は初めての定期テストを迎えます。中間テストも期末テストも初めての経験なので、勉強法も分からず不安も大きいでしょう。
ここでは、定期テストとはどんなもので、どういう対策が必要かを解説していきます。
定期テストは対策をしっかり行えば必ず良い点が取れます。「5教科500点満点で450点」なんて良い点が取れればうれしいですね。良い得点をとるとやる気が出て、やる気が出ることでさらに意欲的に勉強に取り組むので次の定期テストでも良い点がとれて…という良い循環になれば勉強することが楽しくなります。最初に良い点を取ると、ずっと好成績を維持する生徒が多いのはそのためです。

中1の最初の中間テストは、他の学年に比べ出題範囲が狭く、難易度も低めです。期末テストに比べて教科数が少ないので1教科あたりの勉強時間をしっかりとることもできます。しっかり対策すれば高得点を取るのも難しくありません。高得点を目指しましょう!

1.定期テストって何?
定期テストは高校進学に大きく影響します。皆さんは通知表の点数が高校入試に影響があることを知っていますか?

高校入試は当日の試験だけでなく、通知表の点数も加味されます。その通知表の英語・数学・国語・理科・社会の点数は、提出物や授業態度も評価の対象ですが、大部分は定期テストの結果で決まります。 (実技4教科は、提出物・授業態度・実技・作品の出来が重視されますが、もちろんテストも大事なので、期末テストではしっかり対策をしましょう。)

2.定期テストの勉強はいつから始めるべき?
定期テスト対策は、定期テスト初日の2週間前からスタートするのが良いと言われています。1週間前から慌てて勉強を始めるという中学生は多いと思いますが、十分な対策をするには1週間では足りません。定期テスト範囲が発表されたら、すぐに勉強をスタートしましょう。

仮に定期テスト範囲が分からなくても、定期テストの勉強を始めることはできます。定期テストは、基本的に授業の進行度に合った問題が出題されます。多少、前回の定期テスト範囲(復習問題)が今回の定期テストの範囲にも入るかもしれませんが、前回の定期テスト範囲の続きが今回の定期テスト範囲になっているはずです。範囲の発表を待たなくても定期テストの勉強は始めることができるのです。

「今習っている単元が、次の定期テストの範囲だ」と思って授業を受ければ、集中力もアップし理解度も深まりますよ。

3.定期テストの効果的な勉強法

誤った勉強法
定期テストは課題の提出が求められますが、この課題を定期テスト直前のギリギリまでかかってやっているため、答えを写しただけ(あるいはそれも間に合わない)というのが、定期テストで苦戦している生徒には多いのでないでしょうか。

早めに取りかかろう
学校のワークや問題集はできるだけ早く手を付けましょう。提出物を早めに終わらせることができると時間と心に余裕が生まれます。また、課題の中から問題が出されることが多いので、課題は「1回ではなく2回、3回とやって、同じ問題が当日でたら確実に解ける」まで練習すれば、定期テストで確実に得点することができます。勉強では、理解して解ける問題を増やすことが重要です。

分からない問題はどうするか?
初見で解けない問題は答えを写しても構いません(後で解き直しができるように問題番号に印をしたり、ふせんを貼るなどしておきましょう)。答えを写した後、答えと「解説」をしっかり読んでみましょう。「解説を読む力」はこの後の定期テストでも、高校受験の勉強でも、高校進学後の勉強でも、大学受験の勉強でも大きな武器になります。

「解説を読む力」が身につくと、定期テストで出題されるレベルの問題は、自分の力でほとんど解決できるようになります。解説を読んでも分からない問題は、先生に質問して解決しますが、「ここまでは分かるけど、ここがこうなるのが分からない」と、ポイントを絞り込んで質問ができるので、解決するのにかける時間を短縮することができます。



4.勉強する環境を整える

机の周りに勉強と関係のないものを置かない
マンガ・ゲームなど、机の周りに勉強と関係ないものを置くと気が散ってしまい、集中力が低下します。机の周りに勉強と関係のないものを置かないようにしましょう。時計代わりにとスマホを置くのもNGです。通知が来るのも気になるので、休憩までは電源をオフにしておきましょう。

集中しやすい環境を利用する
自宅で勉強に集中できないときは、塾の自習室や図書館など、勉強に集中しやすい環境を利用するのも1つの手です。特に、塾の自習室は、周りが勉強の目的で来ている生徒ばかりなので、自然と身が引き締まります。「勉強しなければいけない」という雰囲気は、勉強の集中力を高めます。

やる気が出なくてもとりあえずやってみる
やる気が出ないときは誰でもあります。しかし、やる気が出ないからやらないという状態をそのままにしてもやる気は回復しないし、時間はどんどん減っていきます。やる気がでない時は、5分間でいいので好きな教科の課題に取り組んでみましょう。実際に取り組んでみると自然とやる気が回復してくるものです。


5.最後に
高校入試は出題範囲が「中学校3年間分すべて」です。仮に定期テストや実力テストがなければ、中学生の最初で最後のテストが3年後の高校入試(しかも絶対にミスれない)になりますが、それは怖い気がします。中学校3年間モチベーションを保ち続けて、計画立てて勉強できる生徒がどれほどいるでしょうか…

定期テストは高校入試に比べて出題範囲が狭いため、比較的容易に良い点を取ることができ、達成感を得ることができます。
また、定期テストの勉強を計画的に行うことで勉強の習慣が身に付き、自然と高校入試に向けて実力もついていきます。

定期テストの勉強に費やした時間と努力は、将来の高校入試にちゃんとつながっていることを意識して、前向きに定期テスト対策に取り組んでいきましょう!

鷗州塾の高校受験クラスでは、定期テスト対策に力を入れています。通常の授業で、定期テストや入試で高得点をとるための実力を養成し、定期テスト対策勉強会では同じ目的を持ったライバルたちの刺激を受けることで、やる気が出て集中力が上がります。ぜひ一度、無料体験授業にご参加ください。

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