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2021年03月24日

広島県公立高校入試が令和5年度(2023年度)から変わる!

広島県の公立高校入試制度が変わります。令和5年度(2023年度)入試からの変更となりますので、この春、中2になる生徒はしっかりチェックしておきましょう! もちろん、小学生や新中1生も今からできる対策をしていきましょう。


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入試制度変更の背景
広島県教育委員会は、これからの社会で活躍していく生徒たちに15歳の段階で特に身につけておいてもらいたい力として、下記の3つを挙げています。

  • ●自己を認識する力
  • 「自己を認識する力」とは、自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど、自分自身のことを理解することができる力のことです。
  • ●自分の人生を選択する力
  • 「自分の人生を選択する力」とは、自分の夢や目標・やりたいことなどについて、自分で考え、選択し、自分の意志で決めることができる力のことです。
  • 表現する力
  • 「表現する力」とは、自分自身のことや自分の意見などを、相手に理解してもらえるように、相手や場面に応じて、言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら伝えることができる力のことです。

    これらの力は中学3年生で突然身につくものではなく、できるだけ早い段階から育んでいく必要があります。より詳しい内容については、以下の広島県教育委員会の参考資料をご参照ください。

    広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育広島」より
    ⇒「広島県の15歳の生徒に身に付けておいてもらいたい力」に対応した小学校、中学校等における教育活動の充実のための参考となる資料(PDF)


    2023年度からの新しい入試制度では、これらの力が受検生にどの程度身についているのかを評価するために、選抜内容・方法が変更されます。 受検生が自分の進路の希望などに合った高校・学科・コースを選択できるようにするため、以下の内容が事前に公表されることになっています。

  • ①教育目標(スクールポリシー)
  • ②育てたい生徒像
  • ③入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
  • ④選抜方法(実施する検査の項目や配点)

  • ここで特に重要なのが、③入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)と④選抜方法です。志望校に合格するために、「どのような選抜を通過する必要があるのか」「どのような力をつけておく必要があるのか」を、しっかりと確認しましょう。
    選抜方法が大きく変更され、受検チャンスは「一次選抜」の1回に!
    2023年度から試験期間の短縮化と授業時間の確保のため、今までの選抜Ⅰと選抜Ⅱが統合され、すべての高校で「一次選抜」が実施されます。合格者が入学定員に満たなかった学科・コースでは、「二次選抜」が実施されます。
    「一次選抜」の実施により、これまでは選抜Ⅰと選抜Ⅱで異なる高校を受検することも可能でしたが、それができなくなりました。受検のチャンスは原則「一次選抜」の1回となります。上記の高校から事前に公表される①教育目標(スクールポリシー)や②育てたい生徒像などを確認し、出願校を慎重に選択することが求められます。
    「一次選抜」の2つの選抜方式
    「一般枠」と「特色枠」という2つの選抜方式があり、一部の学科・コースでは、特色枠による選抜が実施されます。

  • 一般枠による選抜
  • すべての学科・コースに共通する選抜方式で、入学定員の50%以上の合格者をこの「一般枠」で決定します。一般枠による選抜のみを実施する学科・コースでは、全受検生の合否をこの方式で決定します。

  • 特色枠による選抜
  • 学科・コースの特色が出る内容で実施する選抜方式で、入学定員の50%以内の合格者をこの「特色枠」で決定します。 なお、特色枠による選抜を実施する学科・コースでは、特色枠の選抜で合格者を決定した後、合格とならなかった受検生を対象に、一般枠の選抜方式で合格者を決定します。

    ⇒広島県教育委員会「広島県の公立高等学校の入学者選抜制度が変わります」(2020年4月)より(PDF)
    「学力検査」および「中3時の評定」をより重視!新たに「自己表現」を実施!
  • ●学力検査をより重視
  • 合格者は、学力検査・調査書(内申書)・自己表現の3つの得点の合計点で決まります。これらの比重は、学力検査・調査書(内申書)・自己表現の合計を10割として、「学力検査:調査書:自己表現=6:2:2」で計算されます。つまり、これまでの計算方法よりも学力検査が重視されるのです[現行の入試制度(選抜Ⅱ)では、一般学力検査(125点満点)・内申点(130点満点)でほぼ同等]。
    また、学力検査の外国語(英語)では、4技能(聞く・読む・話す・書く)を総合的に評価するための検査の実施が検討されています。
    ※学力検査は、国語・社会・数学・理科・外国語の5教科各50点満点ですが、一部の高校では、従来の傾斜配点と同様に教科の配点が異なる場合があります。



  • ●調査書(内申書)では中3時の評定をより重視
  • 調査書には、中1から中3までの学習の記録(評定)が、9教科×5段階評価で記入されます。現行制度では全学年が同じ比重で「中1:中2:中3=1:1:1」で計算されますが、2023年度入試からは「中1:中2:中3=1:1:3」と中3が3倍になり、中3時の評定がより重視されます。中1・中2の時に自分の力を十分に出せていない場合でも、中学校卒業までにしっかりと力をつけることができれば、希望する進路に進むことができるでしょう。
    ※一部の学科・コースでは、特色枠による選抜で、教科の配点が異なる場合があります。



  • ●調査書は選抜に必要な項目のみの記載に
  • 調査書に記載される内容は、志望校、氏名、性別、学習の記録(評定)などの選抜に必要な項目のみとなります。これまで記載されていた「特別活動の記録」などは、調査書から記入欄がなくなります。



  • ●面談方式で受検生全員に「自己表現」を実施
  • 「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」がどのくらい身についているのかを見るため、受検生全員に「自己表現」が実施(面談方式)されます。自分自身のことや、高校入学後の目標などについて、自分で選んだ言葉や方法で表現することが求められます。
    また、受検会場で「自己表現カード」を作成します。自己表現の補助的な資料で、文章がうまく書けている、文字数が多いなど、このカード自体を評価されることはありません。

  • ●学科・コースによって独自の検査を追加実施
  • 学科・コースによっては、現行制度と同様に、特色に応じて独自の学力検査や作文、実技検査など、独自の検査が追加される場合があります。独自検査を実施する学科・コースでは、独自検査の得点を含めた合計点により合格者を決定します。どの学科・コースで独自検査が実施されるかは、「入学者選抜実施内容シート」で確認することができます。
    まとめ
    以上のように、2023年度入試から大きく制度が変更されます。学力検査が重視され、評定も中3の比重が高くなると聞くと、「中3になってから頑張れば間に合う」と思われるかもしれませんが、面接方式の「自己表現」で見られる「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」は、すぐに身につくものではありません。
    普段の生活の中でも「自分は何が好きなのか」「自分はどう考えるのか・どうしたいのか」「自分の伝えたい内容を相手に伝えるためには、どうしたら良いか」などを意識することが大切です。
    そして、「自己表現」では、中学校3年間で何を意識し、どのように活動してきたかということを、自分の言葉で表現できるようになる必要があります。つまり、自分自身の進路・将来について深く考え、それを実現するために目的意識を持って中学校生活を送ることが重要なのです

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    関連リンク 広島県教育委員会 公立高等学校入学者選抜制度の改善について(Webサイト)

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