2020年09月01日

お知らせ

【動画】鷗州塾小学部 「公立中高一貫校受験『適性検査』とは?」



公立の中高一貫校入試で課される「適性検査」。どんなテストかご存知でしょうか?
今回は、「適性検査の勉強法」についてお話ししましょう。


まずは文系の内容についてですが、適性検査というと、特殊な問題が出るというイメージがすごく強いと思います。
もちろん特殊な問題も出ます。でも本当に必要な力としては、まずは土台として、国語・算数・理科・社会という学科の力がないと、基本的には適性検査の問題にも解答はできないと感じています。
ですから、受験学年になるまでに、国語・算数・理科・社会の学科の力を、理科・社会の知識も含めてしっかり完成させておきたいところです。


そして、記述式の問題から逃げない!ということですね。
文系に関して言えば、記述の問題が山のように出るんですが、経験上感じるのが、もうとにかく記述の問題が苦手な子たちが最近増えています。
そういう子たちって、まず宿題でも記述式の問題が出たときに簡単にあきらめてしまう。とにかく空欄にしておいて、あとで答え合わせする時に、赤で書いておしまい。なんていう子もいます。


時間がかかってもいいし、ちょっと変な日本語になってもいいので、「まずは自分の力で答えを書く、作る」ということが非常に大切です。そして、その後に答え合わせをして、合っている間違っているにかかわらず「模範解答を写すこと」。必ず写す。そして写した上で、「自分の書いた答えと模範解答を照らし合わせる」作業を、必ず時間を取ってやってください。その上で、模範解答にはあるけれど自分の答えにはないものは何かな?足りないものって何なのかな?ということを考える時間を取ります。

これが記述の能力を上げる一番良い方法だと思います。国語の勉強法にも通じますし、適性検査文系の勉強法にも通じるものですが、皆さんに意識してほしい内容です。


理系の適性検査では、事象に対することがらというのは非常によく問われます。
これは特に、理科的な問題が多いんですけども、聞かれることは、だいたい身の回りのことがらです。そのことがらの「なぜそうなるのか」という理由などです。結果がどうなると考えられるか、その結果から考えられることは何か、といった問題がよく出るんですね。

ただ、身の回りにあることが、全部経験できるかって言われると、適性検査の場合、全部経験できるということは、ちょっとないです。たまたま経験していたからよく分かる、というような問題もあるとは思いますが、それは稀でしょう。だからといって、いそいろな事象をとにかく経験しようということになると、小学生には時間が足りません。その他にもやらないといけないことがある。

そこで、どうするかというと、やはり普段の学科の勉強、いわゆる理科なら理科の勉強の中で出てくることがらについて、しっかり理解するということが大切です。例えば実験であれば、実験で何を確かめるのか、なぜそういうふうにするのか、理由なども含めて理解するということが大切です。


そしてまた理系でも、「書ける」ということが非常に大事です。
特に理系が得意な子は書くのを嫌う傾向がありますが、特に理科的な問題で言うと、解答にこれを書かないといけないということがあります。
例えば問題文にこういうふうに書いてあったら、こういうふうに答えるということです。例えば、比較であれば、「これはこう、これはこう」とはっきり書いて比較しなければなりません。問題ごとによって、この聞き方ならこういうふうに答える、といったルールがあります。

そういったことも、塾の授業では丁寧に伝えているので、やはり塾の授業をぜひ受けに来てほしいなっていうふうに思います(笑)。



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