2020年09月01日

お知らせ

【動画】鷗州塾小学部 「中学受験『国語攻略のコツ』」



成績を上げにくい教科として「国語の勉強法」についての質問をよく受けます。


そこで今回は、「中学受験の国語の勉強のコツ」についてお話ししましょう。
よく聞くのが、文章読解問題でなかなか正解できないという悩みです。「読解力を上げたいんだけど、どうすればいいのか分からない」という声を、よく聞きます。


では、ただ焦って読解問題をたくさん解いたらいいのかというと、実はそうではなくて、お子さまが「どの段階でつまずいているのか」というのを、まずは見極めていかなければなりません。


まず皆さんに一番最初に意識してほしいのは、お子さまの「語彙力」「言葉の知識」です。どれだけ言葉を知っているかということです。
読解問題でもやはり、文中にある言葉の意味が分からないと、どうしてもその話の内容が頭に入ってきません。だいたい小学生は、文中に分からない言葉が5つあると、もう読むのをあきらめてしまったりするものです。

まずはその語彙力を上げていく。これが大事だと思います。


ただここで気をつけてほしいことがあります。
最近の子どもたちって、漢字でも何でも覚えること自体にはそんなに苦労しなくて、漢字テストの宿題を出してみると、結構皆さん正解して満点取ったりするんですが、その暗記を機械的に、まるで記号のように覚えてくる子たちが結構多いんです。
そうなってくると、いわゆる生きた知識ではないので、入試本番なんかだとなかなかそれが得点に結びつかなかったりします。


単に何度も書いて覚えるだけではなくって、例えば、分からない言葉が文章を読んでいる途中で出てきた時に、きちんと国語辞典を使って調べるなどして、言葉と意味をつなげて覚えていく。そういった活動をぜひ、若い学年のころからきっちり進めてほしいと思います。



読解力の向上を考えたときに、次にやはり「読む力」が必要になります。

ある程度言葉の知識があって、次は文章を読んでいく。ではその文章をどう読めばいいのかというのが難しいところです。
確かに言えるのが、読書に慣れ親しんでる子たちっていうのは、文章を何となく読むということをせずに、意識して読むことができるようになっているということです。
読み進めていく中で、例えば説明文だったらこのあたりが筆者の言いたいことなんだなとか、物語文だったらストーリーの盛り上がるクライマックスの部分は、このあたりかなというのが、経験上分かるようになります。
そういった意味では読書をしている子たち、読書に慣れ親しんでいる子たちは、読解問題にも強いと言えるでしょう。
ただ、例えば小6になって受験直前期に読書となると難しいと思うので、ぜひ若い学年の段階で読書に親しんでほしいと思います。



読む力が身についてきたら、次は実際に問題に当たっていく、「解く力」が必要になってきます。

国語の問題っていうと、文章も違えば、いろんな問題が出るので、例えば算数のようにテクニックとか解法というものがないようにも思えますが、
実は、国語のそのさまざまな読解問題にも解法というものが存在します。

一番最初にこれをしなければならないとか、こういう問題に関しては、その傍線部分を含んだ1文を読んで、直後に答えが書いてあることが多いとか、これは塾の授業の中でしっかり伝えていきます。
ここで言っちゃうとアレなので(笑)、塾の授業をぜひ受けに来てほしいなっていうふうに思います!



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