AICJ中学合格体験記

  • AICJ中学[東医H] 合格
    AICJ中学[東医H]
    山本小 出身
    合格発表の日は小雨の降る日でした。時間稼ぎのために違う道を通ってみたり、家の前で立ち止まってみたりもしました。1つだけ大きな深呼吸をして、勢いよく玄関のドアを開きました。私がAICJ中学にひかれたきっかけ。それは姉でした。心の底から笑顔にさせる大人びた制服。だれもが目を輝かせ入って行くその場所を、当時小2生だった私は、お城のように眺めていました。その時感じた衝撃と胸の高鳴りは、今でも忘れられません。「ここに行きたい!!」その一言でした。小3から小5の間は、多少ぶれることがあっても、2位を維持することができていて、このままいけば大丈夫だと思っていました。しかし、小6になると、成績はみるみる下がってしまい、勉強する価値が見出せなくなり、目の前が真っ黒になっていきました。そんな中でも最後まであきらめず応援してくれたのは、家族と塾の先生でした。私の良いところも悪いところも全部認めてもらっていました。それがどれだけ心の支えになったかは、計り知れません。模試の成績が悪くても、入試の過去問題は好成績でした。過去問を解く時に大事なのは、「この問題が出るかもしれないから!」というよりは、自分がどの教科でどのくらい点数を取っているかを自覚し、それをモノにすることだと思います。みんなの前で点数を公表されるようになると、プレッシャーも感じるし、逆に自信が持てました。一番大事なのは、自分を掘り起こすことです。私はこの場面で挽回をしていき、最後の模試では2位に上がりました。そしてあこがれのAICJ中学に合格し、通うことができました。それぞれ悩むこともあると思います。そんな時、自分で自分のことをきちんと分かっていることが大切です。自分の意見を持ち、弱い自分に打ち勝つ強い自分になっていってください。そうしたらきっと、これまでにないまぶしい光が差してくると思います。

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