県立広島中学合格体験記

  • 県立広島中学 合格
    県立広島中学
    中野小 出身
    私は、小5の春から塾に通い始めました。ある医療ドラマを見た私は、医者という職業に興味を持ちました。そして、だんだんと医者になりたいと思うようになり、夢のために、中学受験をしようと決めました。しかし、私は塾を甘く見ていました。思っていた以上に宿題が多く、授業も学校のものとは違い、難しく感じました。周りは私よりも早く入塾した子が多く、不安になりました。不安を感じた私ですが、どんなに夜遅くなっても宿題を終わらせることだけは必ずやっていました。しかし、先生に質問をすることができず、分からないところは解説で理解していました。宿題以外の勉強を、ほぼしていなかったので、模試の成績は全体的に良くはなかったです。特に算数は、初めての模試で40点と、かなり低かったです。小6になると、だんだん宿題も中途半端になり始め、理科以外はほとんど終わっていない状態になりました。そして、社会が苦手になっていきました。宿題が終わっていない後ろめたさから、塾に行きたくないと思うようになりました。私は朝も夜も弱く、「早寝遅起き」だったので、思うように勉強時間が取れませんでした。また、私は分からない問題を飛ばす習慣をつけていなかったので、余計に1つ1つの宿題に時間がかかりました。そして、宿題を終わらせることができず、周りと差がついていく現状に、さすがに焦りを感じ、夏休みは頑張ろうと思いました。しかし、苦手科目の社会を「Web講座」で少しやったくらいでした。私のなまけぐせが出てしまったのです。その時、まだ本気になれていませんでした。当然周りは、夏休みに頑張っていたので、また周囲から引き離されることになったのでした。そして、「大的中ゼミ」が始まると、成績でクラスも席も決まるので、自分がだいたいどのくらいの位置にいるのかが分かりました。先輩の合格体験記で「大的中ゼミの解き直しを何回もやった」と書いている人がいたけど、私は時間を作ることができませんでした。ですが、先生の解説をよく聞き、間違えた問題の解説を読むことは、必ずするようにしました。そして、授業でどんどん入試問題を解くようになり、冬休みに入りました。冬休みは、夏休みと同じことにならないよう、自習室に通い、先生に質問するようにしました。自習室では、苦手な社会と算数を重点的にやりました。そして、大晦日の暗記会で先生が、「あと1か月あるから、まだ逆転できる」とおっしゃっていたのを聞いて、私はどんどんやる気が出てきました。冬休みが終わり、入試に向けて仕上げの期間、「大的中ゼミ」の社会と国語の語句・漢字の解き直しや入試の過去問を解いたりしました。これから受験を迎える人には、きちんと勉強の計画を立てて、時間を上手に使ってほしいです。最後になりましたが、ずっと私の背中を押し続けて下さった塾の先生方、そして、私の家族、ありがとうございました。

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