広大附属福山高校合格体験記

  • 広大附属福山高校 合格
    広大附属福山高校
    向島中 出身
    ある日、テストが僕に言いました。「ざまあ見ろ!」と。ショックでした。小学生のころは、学校のテストは100点ばかりで、皆から一目置かれていたのに、中学生になって塾のテストで80点をとったのです。前に立っている先生が、生徒に聞いてきました。「満点だった人!」周りの仲間たちの手が一斉に挙がりました。僕はただ一人、手も挙げられず、初めての感情に襲われました。「マズい。置いていかれる」そして、中学校生活が始まりました。最初の数学テストは99点でした。塾より高めの点数に思わずニヤけた後、後ろの生徒を見ました。…100点でした。聞くと、彼も鷗州生だというのです。そこで改めて感じました。恐ろしい世界に飛び込んだ。そこから、部活、遊び、鷗州、部活、遊び、鷗州を繰り返すうちに、2年の月日が経ちました。受験生になったという自覚が芽生え、それまで以上に鷗州をフル活用するようになりました。滅多に参加できなかった暗記会や勉強会にも積極的に参加し、家ではそこで入手したテキストや資料集を何度もやり直したり見直したりして、とにかく“恐ろしい世界”に必死について行こうとしました。そして迎えた本番。広大附属福山という、入塾当時の僕では、数学で99点をとってニヤけた当時の僕では考えられないような名門校です。開始!合図と同時に問題をみて、思わずニヤけました。僕がテストに言いました。「見たか!」

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