岡山芳泉高校合格体験記

  • 岡山芳泉高校 合格
    岡山芳泉高校
    福田中 出身
    合格発表の日、合格したのはすごくうれしかったのですが、達成感はあまり感じることができませんでした。中3の夏まで部活中心の生活を送っていて、引退してもフワフワとした気分が抜けませんでした。勉強時間も他の人と比べると、ずば抜けて短かったと思います。その時点で私はもう「受験」という戦いに負けていました。受験生という自覚がないに等しかったのです。試験が終わると、「終わったら楽になる」と思っていた時が懐かしく感じるほど苦しく、つらい時間が待っていました。意味のない後悔を繰り返し、寝られない夜が続きました。そんな私の気持ちを軽くしてくれたのが塾の先生でした。学力試験終了日に泣きながら電話をかけた時も、優しい言葉で私を元気づけてくれました。「受験合格はゴールではない」、今、ようやくこの言葉の意味が理解できたと思います。遠くで待っているゴールに向かって、どう進むかが大切です。今回感じた苦しさ、つらさ、後悔を力に変えて、高校生活を充実したものにしたいと思っています。そして、大学受験で同じことになってしまわないように、計画的に勉強していきます。後輩の皆さんはこれを読んで、「頑張らなかった先の苦しさ」がよく分かったかと思います。後悔しないためにも、最後まであきらめず、しっかり勉強してください!

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