岡山白陵中学合格体験記

  • 岡山白陵中学 合格
    岡山白陵中学
    阿曽小 出身
    私は、小6に進級する春に入塾しました。Nクラスからのスタートでした。周りの人よりも入塾するのが少し遅かったので、初めは不安でした。だから、みんなに追いつくために、人一倍の努力はしました。当時の目標は、確認テストで満点を取ることでした。塾には、いつも授業の1時間前に着いていたので、その時間を利用して、苦手だった算数の問題を必ず3回以上は解きました。そのかいがあってか、確認テストでは上位の方にいました。そのような結果が出るうちに、入塾当初あった不安は、次第に消えていきました。私が、受験勉強において、特に大切だと思っているのは、解き直しです。過去問の解き直しはもちろんのこと、「大的中ゼミ」や模試、確認テストの解き直しもきっちりとしました。その中でも、「大的中ゼミ」の問題は、個人的に好きだったので、何回も反復しました。「大的中ゼミ」の問題は過去問にも時々出ていたりして、とてもためになりました。そして11月ごろ、私は第一志望の中学を目指すため、Sクラスにクラス変更しました。Sクラスでは、Nクラスの時よりもはるかに多い宿題が出されました。毎日、宿題に追われていたので、就寝時間は、いつも12時ごろでした。Sクラスに通い始めたころは、12時まで宿題をしてもなかなか終わりませんでした。しかし、そんな時に先生がおっしゃった言葉に励まされました。「みんなが不安だ。だからこそ、不安を消して自信が持てるぐらいの努力をしなさい」という言葉でした。私は、はっとしました。みんな不安だから、不安を消すために今まで積み重ねたものに自信を持って、これからのわずかな時間も大切に使うのだ、と。その後は、分からないところは質問に行って、分からないままにしないようにしました。また、塾の行き帰りの電車の時間は、理科の暗記に没頭しました。このように、時間を1分たりともムダにしませんでした。そして、1月に入り、第一志望の入試がありました。家族や先生方に見送られ、会場に入りました。この日私は、自信を持って試験に臨むjことができました。手応えはあったものの、受験は何があるか分からないので、発表までの2日間は本当に緊張して、今までで一番長く感じられました。そして、学校から帰ると、母が封筒を渡してくれました。「合格」という2文字が私の目に飛び込んで来ました。喜びで胸がいっぱいになりました。12年間しっかりと育ててくれて、一番近くでいつも見守ってくれていた家族、不安な時に励ましてくださった先生方、本当にありがとうございました。これから受験に挑む皆さん。不安は誰にでもあります。だからこそ、努力し続けてください。そして、見事合格をした時、自分が努力した結果として、自分をたくさん褒めてください。しかし、たった1人で得た合格ではありません。いろいろな方の応援があって勝ち取った合格です。そのことを忘れずに、最後の最後まであきらめずに頑張ってください。

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