広大附属福山中学合格体験記

  • 広大附属福山中学 合格
    尾道校
    土堂小 出身
    僕は小5から入塾しました。小さい時から水泳を習っていて、クラブチームに所属しています。平日は練習で夜遅くなるので、小5では土曜コースに入りました。水泳に時間をかけていたので、勉強する時間はあまりありませんでした。授業に間に合うように宿題を終わらせ、確認テストもなんとか合格という感じでした。模試の解き直しも直後に1回きりでした。大会と授業や模試が重なった時は、水泳を優先していました。それでも小5のうちの成績はそれなりだったと思います。小6になると勉強もどんどん難しくなって、水泳との両立は本当に大変で成績も下がりました。それでも、大きな大会が終わる9月までは水泳を本気でやると決めていたので、練習に行く日を減らしたり、移動の車の中でWeb講座を見たりして勉強を続けました。ところが、6月に右手の指を骨折してしまい、水泳はもちろん字も書けず、思うように勉強が進みませんでした。「受験の天王山」といわれる夏休みには頑張りましたが、それでも周りの友達よりも勉強時間は少なかったと思います。塾の勉強会や図書館にも通いましたが、朝練→勉強→夜練を続けていたので、疲れて図書館で寝てしまい、迎えに来た母に起こされたこともありました。2学期になって本格的に過去問を解くようになると、とても難しくて時間も足りず、ほとんど解けませんでした。自分を人と比べダメだと思って焦り、いろいろなことにイライラして家でよく感情を爆発させました。どうしたらいいのか分からず、10月にはほとんど勉強ができなくなりました。そんな時に先生から「1週間何もしないで自由にしてみたら?」と言っていただき、本当に1週間以上勉強しませんでした。それから先生や家族と話し合い、やはり受験をして第一志望の学校に行きたいと思ったので、勉強を再開しました。12月からは水泳を休み、本当に勉強だけを頑張りました。得意科目の社会を勉強して気分を乗せました。理科はひたすら過去問と暗記をしました。算数は絶対に押さえたい基本的な問題を何度も何度も解きました。僕は国語の記述問題が苦手だったので、難しい過去問ではなく標準的な問題を解き、模範解答を書き写すことを続けました。どの教科も分からないことは必ず先生に質問して解決しました。最後の2か月で僕が大切にしていたことを2つ紹介します。1つ目は「100点にも弱点がある」ということです。満点はそれ以上点数が上がることはないけれど、今できない自分を本番までにもっと伸ばそうと前向きに考えました。2つ目は「最後まであきらめない」ということです。自分を信じ、何があっても最後の最後まであきらめなかった人に、受験の神様は幸運をもたらしてくれると思います。やり抜いてからこそ志望校合格という結果を出すことができたのだと思います。最後に、送り迎えなどで支えてくれた家族、良きライバルだった塾の仲間、最後までご指導・応援してくださった先生方、本当にありがとうございました。

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