広大附属福山中学合格体験記

  • 広大附属福山中学 合格
    倉敷校
    倉敷西小 出身
    私が鷗州塾に入塾したのは、小6の夏期講習会前という遅いものでした。それまでは父の仕事の関係で、アメリカで生活してきたからです。アメリカでは現地校に通っていたので、生活に早く慣れるためには、英語学習に一番力を入れなければなりませんでした。また、日本の勉強は週に1度の補習校と家庭学習ということもあり、入塾時はみんなが分かっていることも、自分にはできていないことが多くありました。しかし、不安になることはなかったように思います。その理由は3つあります。1つ目は模試などの結果がよくない時期から、このままやっていけば必ず追いつけるから、と先生方が声をかけてくださっていたからです。それが、自分自身を信じることにつながったと思います。2つ目は両親のサポートです。塾の時間内で解決できないことは、分かるまで両親が教えてくれました。特に算数は、父が時間を取って丁寧に教えてくれました。3つ目は目標設定の大切さ、それに向けての努力の仕方を、毎年の英語検定、漢字検定の受験を通し、学んでいたからだと思います。特に、漢字検定はアメリカで生活していると触れる機会が少なく、遅れてしまうのではないかという恐れもあり、1学年上の検定に挑戦してきました。1年後の検定に受かるには、毎日少しずつ勉強すること、週の終わりに復習することを6年間続けました。それは塾の勉強でも同様で、その週の宿題を必ず週の半ばまでに仕上げることを目標とし、残りの2日間で間違ったところを解き直したり、復習したりするよう心がけました。社会・理科の暗記は、その週の確認テストの問題を確実に覚えていくようにしました。大きな目標に一気に近づいていくことはとても難しいので、週単位で目標を立て、それをやり抜く努力が一番大切だと思います。そうしていけば、必ず結果はついて来ると思います。学習塾で学ぶことが初めての私には、先生方の授業はとても分かりやすく、興味深いものでした。特に社会で、日本の歴史・地理・政治を学ぶことは、アメリカで生活していた私にとって、自国の文化を学ぶことにもつながりました。また、作文や面接の練習を通して、物事を深く考えられるようになり、日常のいろいろなことにも関心が持てるようになりました。初めはとても苦労した部分ですが、学ぶということがより楽しく感じられるようになったと思います。今回は結果もついてきましたが、結果がどうなっていたとしても、この半年間の経験は、私にとってとても良いものでした。塾での勉強を通して、より計画性を持って努力し、勉強できるようになったと思います。また、今までは1人で勉強していたのが、同じ目的を持つ仲間と目標に向かって切磋琢磨できたことも良い刺激となりました。そして、アメリカにいた時から、両親がどれほどサポートしてくれていたのかも、受験を通してよく分かりました。中学校でも自分の目標を定め、それに向かって努力し、学ぶことを楽しみたいと思います。最後に、これから受験を迎える皆さんが、体調万全で自分の力を最大限に発揮できるよう心から応援しています。

岡山県 小学部設置クラスはこちら 倉敷校についてはこちら 前のページに戻る