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2021年07月14日

山口大学人文学部 現役合格者[宇部高校出身]真夏の勉強法


夏の勉強時間
1日平均
[1年時]
2時間 [2年時]2時間 [3年時]3時間


進路を決定した時期
1年生の4月頃


高3での受講講座
[通常]
国立大英語+演習
個別ゼミ高校数学
国立大語法・英作文
[夏期]
国立大「説明問題」
センター英語160点突破ゼミ


夏の学習計画
[1・2年時]
単語・文法等の基礎ばかり勉強していました。この頃は受験のイメージが湧かないので、模試を直近の目標にしていましたが、順位も判定もすごく悪くなったことがなかったので、やる気が出ませんでした。同じような人には、各得点の上昇を目標にするのをオススメします。

[3年時]
課外・特別選択講座で苦手な所を学び直したり、演習を多めにしていました。模試では自分に合った問題の解き方を考えたり、自分に合った順番を考えたりしていました。他には、苦手科目を中心に、嫌いな暗記をしていました。


夏の健康管理
早寝早起きとは言いませんが、睡眠と栄養は気を付けました。病気にかかるのは当然良くないことですが、睡眠不足で頭の回らない中、問題を解いていても意味がないです。また、夜型・朝型は勉強するならどちらでもいいと個人的には思っていますので、自分なりに頑張りましょう。


高1・高2 夏の具体的な勉強内容
[英語]
単語の暗記・文法の学習を主にしました。リスニングは、学び方がわからなくて全く触れていません。とにかく、文法や単語の暗記が最優先。はじめは単語だけを読んで問題を解こうとしてしまいますが、できれば文法や熟語の区別くらいは意識すると良いのではないでしょうか。

[数学]
公式の暗記と、公式を使う場面を結びつけるのは重要だと思います。公式を覚えても、どこで使うかがわかっていないと、問題を見たときに何をしていいかわからなくなります。だから、はじめに公式を習うときは、その公式を使うと何が求まるのかを把握すべきだと思っていました。

[国語]
古文単語と漢文の文型は暗記です。速読や漢字は正直、活字に慣れているかどうかなので、読書量次第ではないでしょうか。私はそれほど困っていなかったので、1・2年のときは上記の暗記2つのみをしていました。しかし、問題の文と読書の文は、読み方が違うと気付くのは早い方が良いです。

[生基・地基]
暗記する部分を問題から推測しておくと楽です。理科は文中の太字になっていない部分、年代等を覚えていないと解けないので、問題でよく見かけるものは線を引いたりしていました。図であったりグラフであったりも頻出のものは押さえておけば、3年であまり時間をかけずに済みます。

[世界史]
ひたすら暗記だと思います。似ている人物名や会議名、条約名、それらの年代を覚えなくてはいけないので、暗記嫌いにはつらいです。語呂合わせや口に出して覚える方法は本当に役に立つので、お試ししてください。また、国ごとに覚えず、世界地図規模で歴史をつなげないと、後で苦労します。


高3 夏の具体的な勉強内容
[英語]
文法や接続詞から解答を探る方法を練習していました。暗記嫌いで単語をあまり覚えていない私でなくとも、推測の力は必須でしたから、問題の重要な部分を見抜く力を夏休みに育てあげておくべきです。塾でやり方やコツを学び、模試や問題集で実戦、暇があれば暗記といったスタイルでした。

[数学]
公式をほぼ覚えた後、問題を解いていました。(自分の中では)一番得意教科だったので優先順位は低く、解いた問題で解き方がわからなかった問いを確認するらいでした。塾や学校の課外でも同様。強いて言えば、頭の体操・公式の試しでなければ、解けた問題と同型の問題以外を解くようにしていました。

[国語(現代文)]
問題を解いて、漢字や言葉の意味を覚える以外は、問題の良い解き方を模索していました。わからない人には主人公の感情も筆者の意図もわからないと、捨てそうになっていた時期でした。しかし、指示語や重要語句、下線部周辺等を集中して見るようになってから点が伸びました。存外解説が役立つので、苦手な人も解説は確認してみてください。

[国語(古文)]
古文単語と助動詞は大部暗記できていたのですが、昔の常識や雰囲気がわからず、話の展開がつかめていませんでした。そこで、古文を元にした漫画を読んでみましたが、これは結構効果的でした。どんな時に歌を詠み、このような場面ではどうするのが常識だったのかが絵付きでわかりやすかったです。

[国語(漢文)]
漢文は漢字から解いていたので、あまり句形そのものは覚えていません。センターだけなら漢字の知識と漢字の意味が特殊なもの、漢字からわからない特殊な句形を覚えるだけで満点がとれたりしたので…。因みに漢詩も基礎知識と漢字が読めれば解けました。何より、話の流れが典型的だと気付けば随分簡単になると思います。

[リスニング]
まず、洋楽を聴いて耳を慣らす方法はあまり効果を感じませんでした。そこで学校の先生に頂いたアドバイスで「聞こえた単語を毎回訳さない」方法を試すと、一番効果がありました。単語を日本語に訳さなくても、音から一足飛びに概念に結びつける回路を作るわけです。そうすると、問題音声と脳内のラグがなくなり、音声に置いていかれることがほぼなくなりました。


高3 鷗州塾での夏のおすすめ講座

国立大英語+演習 etc.
申し訳ないのですが、私からオススメする講座は挙げられません。決してあらゆる講座がわかりにくいという意味ではなく、私が経験した限りではどの講座も非常にわかりやすく、役立ちますので、自分に合った講座を取るべきだというのが私の意見です。
私なりの講座の選び方は2つで、まずは自分の力の入れたい内容の講座を受けるべきです。弱点の克服をしたいからでも、自信がない内容だからでもいいので、理由を持って受けた方が良いと思います。逆に、必須でもなく理由のない講座の受講をするなら、自分の苦手な教科の自習をするべきでしょう。もしくは、失礼ながら担当の先生で選ぶ方法もあります。自分に合い、わかりやすい先生の講座を受けるのは案外重視していました。問題を解いて解説を受ける方が好きな私は、解説中心の先生の講座は取らないようにしていました。おすすめの講座の紹介とは違いますが、参考になれば幸いです。


受験生にひとこと
勉強が嫌い、やる気が出ないと言いましても、残念ながら勉強しなければ受かりませんので諦めてください。逆に、勉強している皆さんは、勉強している気分になる中身のない勉強はしないように注意しましょう。今年頑張れば、来年は私みたいに楽しめますので。それでは、つまらない夏休みを目一杯楽しんでください。


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