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2022年07月30日

推薦入試における英語外部検定資格について

英語外部検定資格の保有を出願条件に指定したり、指定はしなくても級やスコアに応じて点数化し、合否判断に加えるケースが非常に増えています。英検®やTOEFL®で上位級や高スコアを持っている人は、推薦入試を受けないと損であるとさえ言えます!以下は2020年入試(2020年入学)における採用率です。



グラフのように英検®が圧倒的に高く、次いでTOEFL®(iBTのみ 以下略) です。英検®は高校英語教育の習得度を測る、最も一般に知られた資格で、半ば義務的に受験している生徒も多いでしょう。TOEFL®は英語圏(とくにアメリカ)での留学に必要な英語力を測ります。留学や国際系学部への進学を志望する生徒は、英検®2級を超えれば、次のステップは可能な限りTOEFL®を受験するべきです。TOEICはビジネスでの英語力を測るものなので、受験対策としてはあまりお勧めしません。

【拡大する英語外部検定資格の利用】
国公立・私立大の全入試(2021年入試)中、何らかの方式で英語外部検定(資格)を利用した割合を参考に示します。
●一般入試  2016年入試では7%→2020年入試では26% ★3.7倍に増加!
●AO(今は総合型選抜)・推薦(今は学校推薦型選抜)
2016年入試では36%→2020年入試では47% ★約1.7倍に増加!
このように、一般入試においても英語外部検定資格の利用がますます拡大していることがわかります。

【目指すべき級・スコアは】
英検®なら準一級を、TOEFL®なら英検®準一級とほぼ同値の目安となる、スコア72(120点満点)を目指しましょう!このレベルだと優遇例がたくさんあります。ごく一部を紹介します。
●広島大学(全学部)
英検®準一級またはTOEFL®スコア72で共通テスト英語得点が満点換算となる。
●早稲田大学(国際教養学部)→右表を参照
英検®の等級、TOEFL®スコアに応じて最大20点を加算する。
※全体配点200点満点中の20点






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