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2022年07月30日

大学現役合格のための効率的勉強法~その2~

一般選抜を受けて大学に合格するためには、その試験で合格最低ラインを上回る点数を取ることが必要です。そのために君たちは何をどう考えて勉強していったら良いのでしょうか?現役合格のための効率的勉強法とはどういうものでしょうか?今回はそれについて説明していきます。

2.入試問題の80%は出題範囲の20%から出題される。
本屋さんで売っている参考書・問題集に比べて、塾のテキストはかなり薄いと感じたことはありませんか?実は、これはあえて薄くしているのです。実際の入試問題のうち8割は、高校で履修するその教科の学習内容全体の2割の単元や問題パターンから出題されていると言って良いでしょう。高校生はクラブ活動・学校行事等により学習時間に制約があり、短時間で効果の上がりやすい勉強を心がけなければ現役合格できないので、よく出る2割の部分を集中的に学習しなければなりません。特に真面目な受験生ほど、各教科を完璧にしなければならないと考えて、すべての範囲をやっていこうとするものですが、その方法で合格するには高校生の3年間はあまりにも時間が少な過ぎます。鷗州塾のテキストは、現役受験生対象なので、時間効率を重視して、その「入試に出る2割」に焦点を当てて作られているものが多いため、薄いものとなっています。とにかく、全体をやろうとするのではなく、よく出題される2割の部分を集中的に学習することが、合格への最短コースです。

④分厚い参考書・問題集を中心に勉強するな
分厚いものは、すべてをやり切ること自体が大変ですし、入試にあまり出題されない箇所も多く含んでいます。その教科の専門家になるのであれば別ですが、それは大学に合格してから考えても良いことです。一般の受験生であれば、例えば、英文法の勉強であれば、「分厚い文法書」を中心に勉強するのではなく、「厚過ぎない文法問題集」を中心に学習していき、調べる必要が生じた時に初めて「分厚い文法書」を補助的に使用するといった、メリハリをつけた使い方をすべきです。

⑤問題選別は専門家に任せろ
大事な「入試に出る2割」の箇所を把握するために、現役生が自分自身でできる一般的な方法としては、実際の入試問題を自分で数多く解いていくうちに、徐々に大事な部分が見えてくるというものがあります。ただし、それにはかなりの時間がかかるため、現役生にはあまりお勧めの方法とは言えません。選別すること自体は、入試問題をたくさん解いて研究している専門家にまかせるのが良いでしょう。例えば、鷗州塾の講座を受講すること、市販の参考書・問題集の中であまり分厚くなく評判が良いものを使用していくこと等が考えられます。特に鷗州塾では、毎年多くの先輩たちが、学校に比べて時間数が少ない塾の授業を高く支持し、薄くコンパクトにまとめられた塾のテキストを高く評価してくれています。というのも、鷗州塾が現役生専門の塾として、その「入試に出る2割」を徹底的に指導することができているからなのです。





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