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2022年03月24日

広島県公立高校入試が令和5年度(2023年度)から変わる!

広島県公立高校は令和5年度から新入試システムになっています。しっかり情報収集して入試に備えましょう!

☆動画ではこんなお話をしています☆

2022年3月19日に教育委員会の主催で、多くの新中3生が受験することになる新しい入試制度WEB説明会(←クリック!)がYouTubeでライブ配信されました。 令和5年度入試から実施となる新しい入試制度について、中学生の皆さんに分かりやすく説明されています。ライブ配信は終了しましたが、アーカイブ公開されていますので、ぜひご覧ください!

広島県公立高校入試が変わる!
2023年度から広島県の公立高校の入試制度が大きく変わりますが、具体的にどのような点が変わるのでしょうか。 これは広島県の教育委員会より公表されていて、調査書の簡素化、主体的な志望校の選択、入学者選抜にかかる期間の短縮、自己表現の導入、この4つです。 とは言え、保護者の方やお子様の方が非常に心配されているのは、この中でも2つ。入試システムの変更と自己表現、この2つではないかなと思うので、今日はこの2つを中心にお話をさせていただこうと思います。 今までは選抜Ⅰ・選抜Ⅱにという形で、別の日にちで実施していました。それが2023年度からは、特色枠と呼ばれる選択と一般枠と呼ばれる選択の方式で実施されるようになります。 今までの選抜Ⅰと言われていたのが、この特色枠と呼ばれているものと認識していただいてかまいません。これは学校によって定員、また実施する・しないという選択は、それぞれ変わっておりますので、詳しくは教育委員会のホームページを見ていただけたらと思います。 特色枠・一般枠について詳しく説明させていただこうと思います。 鷗州塾では最新の入試情報をもとに、日々の指導・保護者会等を実施いたします。ご不安な点やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。 鷗州塾中学部でお待ちしてます!

広島県公立高校入試「特色枠」とは
特色枠について、ご説明いたします。特色枠というのは、学校によって、定員など設定さまざまなんですが、定員の50%以下で、第1優先、選抜Ⅰのような扱いですね。そこで採用している学校によって比重が大きく変わります。 例えば、学力検査で国語や数学、英語が2倍になったりとか、調査書の方で学校によっては、英数国理社の5科目が5倍になったり。そういった形で比重を変えて、合否を決めます。 今までの、例えば懇談でお子様や保護者の方とお話する際には、もう本当にシンプルに内申点とその当日の実力、この2つを見て、順位、難易度順に決めていたと思うんですけれども、これが特色枠っていうのを見ることによって、順位が変動する場合が出てきます。 例えば A高校・B高校・C高校、難易度A→B→Cの順だったとして。お子様が例えばB高校に行きたいとなっていた場合、この特色枠のところで考えると、計算によっては、もしかしたらA高校の方が受かりやすいというケースも出てくる可能性があります。 今まで通り、「あそこの高校難しいからちょっと受験はな…」と思っていても、私たちがきちんとそこを説明することで、「いやこのA高校を目指して、もっと難しいところにチェンジしよう」っていうふうに、前向きに頑張るようにお伝えすることができます。そういったところをしっかり見ていただいて、この比重の計算をするというのが、大事になってきます。 学校でも説明はあると思うんですけれども、私たちもしっかり、その点を説明しますので、そこの部分で、どの高校を受験していくかとかを決められたらいいかと思います。 1年生の生徒さんも今まで、志望校を決めるのも、ちょっと先の話だったんだけど、学校の「こういう基準だよ」が出ているので、早い段階からそれに向けての勉強もできるし、対策が打てるようになったともとれます。 1年生のうちから早い段階である程度、目標校を決めることができれば、今まで以上に学習する意欲が出てくると思います。私たちにいつでも相談してもらえたらと思います。 鷗州塾では最新の入試情報をもとに、日々の指導・保護者会等実施いたします。ご不安な点やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。 鷗州塾中学部でお待ちしてます。

広島県公立高校入試「一般枠」とは
一般枠について説明をさせていただきます。一般枠はすべての高校で実施されます。学力検査が6、調査書が2、自己表現が2で、6:2:2という比重になります。一般枠では入学者定員の50%以上を選抜して合格とします。 これまでの選抜Ⅱでは、学力検査と調査書の配点の比重が125:130ですね。ほぼ半々だったんですけれども、改革後は6:2:2という比重で学力検査が少し高くなっております。 さらに言うとこの調査書なんですが、今までは中1:中2:中3で1:1:1ですよね。それが1:1:3、中学校3年生の方が3倍になります。 ですので、私たちは、例えば今3年生から受験勉強を始めようと思って入塾していただいているお子様に、ある高校を目指したいなと思っていても「届かないんじゃないか」と、面談とかでもよく話すことがあると思うんですね。 それが「1:1:3になるんだよ」ということをお伝えすることで、希望を持ってですね、その高校をしっかり目指していこうという話ができますし、実力もしっかりつけてもらえれば、実力重視になった、この制度の改革で、しっかり合格に導くことができると思いますので。それを私たちはしっかり指導させていただきたいと思います。 鷗州塾では最新の入試情報をもとに、日々の指導・保護者会等実施いたします。ご不安な点やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。 鷗州塾中学部でお待ちしてます。

広島県公立高校入試「自己表現」とは
自己表現。これは今まで全くしてこなかった初の試みになります。 自己表現カードというのを、1日目に生徒さんたちに書いてもらう。それがだいたい30分くらい使って書くみたいで、その内容をもとに2日目に入室から退室までの10分間の時間の中の5分間を使って、子どもたちが自己表現を行う。 これがあの非常にユニークなのが、何をしてもいい。例えば自分が中学校時代に注力した部活の話をしても構わないし、逆に、アイドルの話をしてもいいという。 だからちょっと僕としては「どうなるんだろう」と、初めて聞いた時には思ったんだけど。実際、教育長のご説明聞かせていただいたら、結構面白いかもしれないなというのはあります。 評価が決められて、3つ評価項目があって、3段階。真ん中が4点で、むちゃくちゃできてるのが5点で、一般的なのが3点。でも、来てくれたら3点あげますよということなので、行けばいいと思います。 子供たちともよく話をするんですけど、実際、自己表現で何をするか。中学時代に戻って、何かありますか? 中学時代、文化祭でバンドをしたんですね。歌を歌って、ギターを弾くというのを、ギターを持って来れるのであれば、持って行きます。それが難しければ、恥ずかしかったら、動画で全部撮って、ものすごく一番いい演奏を聴かせる。 ギターを持って弾けるという人もいるでしょうし、ちょっと苦手だっていう子は、家で撮影して、それをタブレットで撮って、タブレットを持って、動画で見せるというのもありみたい。話すのが苦手だからダメっていうこともないし、逆に何か喋れるからすごく有利ってことでもないので、ここあたりはしっかり工夫をして、それは鷗州塾でもきちっと対策をしていきます。 中学校3年生の時に、2学期ぐらいから授業の中で、みんなの前で発言するというような練習も入れていくっていうのは、今現時点で決まっているので、僕たちとしては、どんな生徒さんでもきちっと当日、バチっと。ギターを弾くなり、話すなり、わからないけども。きちっと5点をね、バシッと取ってもらえるようにやっていきますよね。 心配な点いっぱいあると思うんですけれども、教育長のお話を聞く限りは、そんなに差が、3段階だし、出ないのかなとは思うんですけれども、しっかり練習が必要かなと思うので、そこは私たち鷗州塾に任せていただいて、最高得点を出すということで、よろしくお願いします。 私はサッカー部だったので、シュートを打つことはできないので、リフティングをしている動画を撮る。 鷗州塾では最新の入試情報をもとに、日々の指導・保護者会等実施いたします。ご不安な点やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。 鷗州塾中学部でお待ちしてます。

新しい広島県公立高校入試への対策
新入試に向けてどのように準備をしていけばよろしいでしょう。今回は説明をさせていただいて、システムが変わるということで、調査書が、6:2:2の2に、半々だったのが2になることとか、1年生が1、2年生が1で、3年生になったら3になるとか、ということで、調査書をちょっと軽んじてしまうというのが、1番危険かと思います。 1年生の内容がわかっていなければ、2年生の内容もできないし、2年生の内容がわかっていなかったら、3年生の内容もできない。やっぱり、何だかんだ言って、1年生のころからコツコツ努力をしていくというのが、重要なのかなというのが、全体的な話を聞いても変わらなく思います。 鷗州塾としては、今までどおり、今まで以上というか、どんなシステムになっても、きちっと合格していただけるように、定期テスト対策に注力するとか、日ごろの授業に全力投球するとかいうのも、本当に変わらずにやっていけたらというのは考えています。 自己表現という点については、一朝一夕で自分の頑張ってきたものを出そうと思っても、なかなか難しいと思うので、アドバイスとしては、一つでも全然構わないので、熱中する何かというのを早い段階で見つけられたら、それはすごく大きいと思うので、部活であってもいいし、何か趣味でやってもいいし、もちろん勉強でも構わないんだけれども、そこは、ちょっと注意をして、やっていっていただけたらなというのを考えています。 一番大切なのはやっぱり鷗州塾に来ていただくということだと思うんですね。鷗州塾では最新の入試情報をもとに、日々の指導・保護者会等実施いたします。ご不安な点やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。 鷗州塾中学部でお待ちしてます。

広島県の公立高校入試制度が変わります。令和5年度(2023年度)入試からの変更となりますので、中3になる生徒はしっかりチェックしておきましょう! もちろん、小学生や中1・中2生も今からできる対策をしていきましょう。
 

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入試制度変更の背景
広島県教育委員会は、これからの社会で活躍していく生徒たちに15歳の段階で特に身につけておいてもらいたい力として、下記の3つを挙げています。
  • ●自己を認識する力
「自己を認識する力」とは、自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど、自分自身のことを理解することができる力のことです。
  • ●自分の人生を選択する力
「自分の人生を選択する力」とは、自分の夢や目標・やりたいことなどについて、自分で考え、選択し、自分の意志で決めることができる力のことです。
  • 表現する力
「表現する力」とは、自分自身のことや自分の意見などを、相手に理解してもらえるように、相手や場面に応じて、言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら伝えることができる力のことです。 これらの力は中学3年生で突然身につくものではなく、できるだけ早い段階から育んでいく必要があります。より詳しい内容については、以下の広島県教育委員会の参考資料をご参照ください。

広島県教育委員会ホームページ「ホットライン教育広島」より ⇒「広島県の15歳の生徒に身に付けておいてもらいたい力」に対応した小学校、中学校等における教育活動の充実のための参考となる資料(PDF)

2023年度からの新しい入試制度では、これらの力が受検生にどの程度身についているのかを評価するために、選抜内容・方法が変更されます。 受検生が自分の進路の希望などに合った高校・学科・コースを選択できるようにするため、以下の内容が事前に公表されることになっています。
  • ①教育目標(スクールポリシー)
  • ②育てたい生徒像
  • ③入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
  • ④選抜方法(実施する検査の項目や配点)
ここで特に重要なのが、③入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)と④選抜方法です。志望校に合格するために、「どのような選抜を通過する必要があるのか」「どのような力をつけておく必要があるのか」を、しっかりと確認しましょう。
選抜方法が大きく変更され、受検チャンスは「一次選抜」の1回に!
2023年度から試験期間の短縮化と授業時間の確保のため、今までの選抜Ⅰと選抜Ⅱが統合され、すべての高校で「一次選抜」が実施されます。合格者が入学定員に満たなかった学科・コースでは、「二次選抜」が実施されます。 「一次選抜」の実施により、これまでは選抜Ⅰと選抜Ⅱで異なる高校を受検することも可能でしたが、それができなくなりました。受検のチャンスは原則「一次選抜」の1回となります。上記の高校から事前に公表される①教育目標(スクールポリシー)や②育てたい生徒像などを確認し、出願校を慎重に選択することが求められます。
入試日程が早くなる!
これまで3月上旬に入試が行われていましたが、前倒しになり2月中に行われます。2023年度は、学力検査が2023年2月27日(月)、自己表現が2023年2月28(火)に実施予定です。[予備日が2023年3月1日(水)] 2日間で実施していた学力検査は1日で実施されます。なお、各教科試験時間50分というのは変わりません。
「一次選抜」の2つの選抜方式
「一般枠」と「特色枠」という2つの選抜方式があります。「一般枠」の他に「特色枠」も設けている学科・コースの場合は、まず「特色枠」で合否判定を行い、残りを「一般枠」で判定するという流れになります。

  • 一般枠による選抜
すべての学科・コースに共通する選抜方式で、入学定員の50%以上の合格者をこの「一般枠」で決定します。一般枠による選抜のみを実施する学科・コースでは、全受検生の合否をこの方式で決定します。
  • 特色枠による選抜
学科・コースの特色が出る内容で実施する選抜方式で、入学定員の50%以内の合格者をこの「特色枠」で決定します。 なお、特色枠による選抜を実施する学科・コースでは、特色枠の選抜で合格者を決定した後、合格とならなかった受検生を対象に、一般枠の選抜方式で合格者を決定します。 例えば、基町高校普通科は、定員のうち30%を学力検査:調査書(内申):自己表現=4:4:2という比率で合否判定します。その後、残りの70%を学力検査:調査書(内申):自己表現=6:2:2という比率で合否判定します。 各学校の詳しい比率等については、こちら(広島県教育委員会ホームページ)をご覧ください。

⇒広島県教育委員会「広島県の公立高等学校の入学者選抜制度が変わります」(2020年4月)より(PDF)
「学力検査」および「中3時の評定」をより重視!新たに「自己表現」を実施!
  • ●学力検査をより重視
合格者は、学力検査・調査書(内申書)・自己表現の3つの得点の合計点で決まります。これらの比重は、学力検査・調査書(内申書)・自己表現の合計を10割として、「学力検査:調査書:自己表現=6:2:2」で計算されます。つまり、これまでの計算方法よりも学力検査が重視されるのです[現行の入試制度(選抜Ⅱ)では、一般学力検査(125点満点)・内申点(130点満点)でほぼ同等]。 また、学力検査の外国語(英語)では、4技能(聞く・読む・話す・書く)を総合的に評価するための検査の実施が検討されています。
※学力検査は、国語・社会・数学・理科・外国語の5教科各50点満点ですが、一部の高校では、従来の傾斜配点と同様に教科の配点が異なる場合があります。

 
  • ●調査書(内申書)では中3時の評定をより重視
調査書には、中1から中3までの学習の記録(評定)が、9教科×5段階評価で記入されます。現行制度では全学年が同じ比重で「中1:中2:中3=1:1:1」で計算されますが、2023年度入試からは「中1:中2:中3=1:1:3」と中3が3倍になり、中3時の評定がより重視されます。中1・中2の時に自分の力を十分に出せていない場合でも、中学校卒業までにしっかりと力をつけることができれば、希望する進路に進むことができるでしょう。
※一部の学科・コースでは、特色枠による選抜で、教科の配点が異なる場合があります。

 
  • ●調査書は選抜に必要な項目のみの記載に
調査書に記載される内容は、志望校、氏名、性別、学習の記録(評定)などの選抜に必要な項目のみとなります。これまで記載されていた「特別活動の記録」などは、調査書から記入欄がなくなります。

 
  • ●面談方式で受検生全員に「自己表現」を実施
「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」がどのくらい身についているのかを見るため、受検生全員に「自己表現」が実施(面談方式)されます。自分自身のことや、高校入学後の目標などについて、自分で選んだ言葉や方法で表現することが求められます。 また、受検会場で「自己表現カード」を作成します。自己表現の補助的な資料で、文章がうまく書けている、文字数が多いなど、このカード自体を評価されることはありません。

自己表現について
検査官(高校の先生)の前でプレゼンテーション(自己アピール)をします。検査官1人当たり15点満点で、2~3人で実施されます。 「自己表現カード」を1日目の学力検査時に記入するので、それを活用して自己アピールを行います。 実施時間は5分以内(準備等を含めて10分以内)です。基本的には何をしても構いません。内容に制限もないので、得意な料理の話をしたり、好きな芸能人の話をしても大丈夫です。自分の作品や賞状などを持ち込んでアピールすることも可能です。ただし、大きな音が出るなど、他の受検生に影響があることはできないので、そのような場合はタブレット端末等で撮影した動画(30秒以内)を見せるなどしてアピールします。
 
  • ●学科・コースによって独自の検査を追加実施
学科・コースによっては、現行制度と同様に、特色に応じて独自の学力検査や作文、実技検査など、独自の検査が追加される場合があります。独自検査を実施する学科・コースでは、独自検査の得点を含めた合計点により合格者を決定します。どの学科・コースで独自検査が実施されるかは、「入学者選抜実施内容シート」で確認することができます。
まとめ
以上のように、2023年度入試から大きく制度が変更されます。学力検査が重視され、評定も中3の比重が高くなると聞くと、「中3になってから頑張れば間に合う」と思われるかもしれませんが、面接方式の「自己表現」で見られる「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」は、すぐに身につくものではありません。 普段の生活の中でも「自分は何が好きなのか」「自分はどう考えるのか・どうしたいのか」「自分の伝えたい内容を相手に伝えるためには、どうしたら良いか」などを意識することが大切です。 そして、「自己表現」では中学校3年間で何を意識し、どのように活動してきたかということを、自分の言葉で表現できるようになる必要があります。つまり、自分自身の進路・将来について深く考え、それを実現するために目的意識を持って中学校生活を送ることが重要なのです

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関連リンク 広島県教育委員会 公立高等学校入学者選抜制度の改善について(Webサイト)

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