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2020年08月07日

大学受験で勝つ!高校生のための国語の勉強法[大阪]

勉強に不安を抱えている高校生は多いのではないでしょうか?大学受験の勉強方法について、鷗州塾高校部が教科別に解説しています。受験生である高3生はもちろん、高1・高2生の皆さんも、ぜひご覧ください。
今回は国語です。

大学受験で勝つ!高校生のための勉強法
国語

国語の勉強法についてお話しいたします。

高校1年生は、古文・漢文の文法句法の定着に時間を割きましょう。特に古文では、「助動詞」が、この時期仕上げておくべき重要な単元です。活用表や接続や助動詞の意味、この3つが学習を進める上でのポイントとなりますが、正確に押さえておくことが今後の国語の発展学習の礎となります。漢文の句法は、いろいろなものに手を出さなくていいので、例えば使役形・受身形・再読文字など、公式や内容を暗記したら、そのまま入試の問題で得点につながるパターン化した学習が有効な単元を主に学習していくと良いでしょう。


高校2年生の学習方法ですが、古文は識別法や和歌・漢詩の技法など、発展的なものを中心に扱っていき、この夏で古文の文法を仕上げる意気込みで取り組んでいただくのが良いです。漢文においても否定形や疑問・反語形など、知識だけではなくて内容の理解が必要なものを中心に扱い、この夏で単元として苦手なもの・覚えきれていないものがない状態にしておくのが理想です。使う教材としてはドリル型の問題集を主に扱っていただければ良いと思います。鷗州塾にお通いの方には『サブテキスト』という問題集をお渡ししておりますので、そちらを中心に学習を進めていただければ良いと思います。


高校3年生は、まず、2次試験ないしは私立大学で記述試験が必要な方は、この夏、記述の演習に時間を割くことが重要です。 多くの方は、秋以降は共通テストの対策に特に多く時間を割かなければなりません。8月の末までに、ある程度の形を作っておくということを目標に進めていただくと良いと思います。 同じ記述試験といっても、大学ごとに問題の形式は異なっています。自分の大学で出題される科目・時間・問題の傾向は、夏休みの初期段階で正確に把握しておくことが大切です。


一方、理系の方や記述を使わない方の共通試験、共通テストの対策についてですが、今年度は実用的な文章が出題されたり、選択肢の形式が大きく変わることで、本番、戸惑う場面が多く見受けられると思います。そのため、80分の試験時間に対して解答時間が足りなくなってしまうケースが想定されます。例えば、夏休みの前半に従来のセンター試験の過去問を演習し、後半から市販のパックの問題などを使って共通テストのプレ問題・予想問題を進められる方も多いとは思いますが、いずれにせよ、時間を厳しく制約して余裕を持った演習を行っていくことが例年以上に重要です。従来の物であれば20分の問題を、18分17分で解いていくといった対策が非常に有効になります。


この動画では高校1年生の方から3年生の方までの、この夏の国語の学習についてお話ししました。
ぜひ悔いのないような夏休みをお過ごしください。


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