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2020年07月09日

中学生の夏休み期間中における留意点①

規則正しい習慣で学習をするために


○学習計画表

学校によっては夏休みの計画表が配布されます。計画表に予定などを一気に書くのではなく、毎日の状況を書きとめながら翌日以降に何をするかを書くことで、ダラダラとした生活習慣を防ぐことができます。また、大きな課題が終わったら二重線で消していくと達成感を味わうことができます。 計画は、「日記」のように毎日記入しながらチェックして、次の課題を明示すると良いでしょう。中3生には、翌年3月までの手帳を1冊準備することをおすすめします。


○アレもコレもはダメ

夏休みは長いので、アレもコレもと手を出してしまいがちです。ところが、分厚いものを全部やり遂げることは難しいのが現実です。そこで、学校の宿題を除けば、塾のテキストに絞って勉強すると良いでしょう。夏休み前までに勉強したことでも、その週に勉強したことの復習でも構いません。一般的に、少し薄い問題集を一冊選んで何回も繰り返して練習する方が実力向上につながると言われています。「3回復習した!」は「3回勉強した」ことになっていますので、これが実力アップの第一歩になります。 まず、復習を意識しましょう。そのために、答えは直接書き込まずにノートに書くのが良いでしょう。あとで同じ問題を解くことができ、反復学習をすることができます。


○夏休みは暗記の時間を必ずとること

暗記ができていると、入試問題を解き始めた時の効率が非常に良いことが分かっています。 逆に、暗記事項が曖昧なまま入試問題を解いてもなかなか知識が定着しません。これは、スポーツで基本的なトレーニングをしていないのに、いきなり試合形式の練習をするのに似ています。例えば、テニスで素振りの練習もしていないのに、いろいろな種類の球を打ち返すのはなかなか大変です。はじめに基本的な動作を習得してから実戦練習をするのが大切です。 特に、覚える事柄が多い科目では、暗記は基本問題の練習そのものと言ってよいでしょう。基本事項の暗記は夏休み中に取り組んでおきましょう。


○TV・ゲームの時間

日中、家に家族がいない人は、好きなことをしてしまいがちです。特にTVゲームは多くの時間を費やす可能性が高いためおすすめできません。他からの誘惑を断ち切るために塾の自習室(各校舎の利用方法を確認しましょう)を使ったり、学校を利用したりと工夫する必要があります。


○水分を摂る際は無糖の飲料水

喉が渇いてから水分を摂るのでは遅いと言われています。喉が渇く前にこまめに水分を摂りましょう。スポーツドリンクは、糖分が多いため水で2倍に薄めて飲むくらいがちょうど良いでしょう。


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