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2020年05月09日

中学生のための勉強法(暗記と整理)[山口県版]

時間は平等に1日24時間ずつ与えられています。しかし、勉強方法を間違えると、がむしゃらに取り組んでも効果が上がらないものです。


単純な語句の暗記は一問一答を繰り返す中で定着しますが、語句暗記のみで終わってしまうと、語句の量が多い分、頭の中がゴチャゴチャになってしまい、記憶が曖昧になってしまいます。高校受験に向けて中学生に必要なことは、語句暗記と語句の整理です。語句の整理をしない上での丸暗記は、語句のつながりがない分、忘却が早く起こってしまいますので、「記憶する前に、記憶しやすくするために整理する」ことが必要なのです。


ところで、勉強とはinput(記憶)することと思われていますが、実はoutput(想起)も非常に大切です。勉強には、「記憶する時間」と「思い出す時間」の2つが必ず含まれていなければなりません。公式的には、「勉強時間=記憶時間+想起時間」ということになります。高校受験では、覚えたものを短い試験時間内に次々と思い出さなくてはいけません。「あんなに勉強したのに」と嘆く人は、自分の勉強時間をこの公式で見直してください。


  • 勉強=覚えること+思い出すこと

  • 記憶時間と想起時間のバランスは各科目によって異なる部分がありますが、思い出す時間を取ることや、反復学習に時間を充てることによってさらに記憶は強化されます。


    勉強をうまくする人は、どうやって記憶するかの前に、どうやって語句を整理するかを最初に考え、記憶の道筋・順序を立ててから記憶作業に取りかかります。単なるテキスト丸写しでも、頭の中で整理しながら写す場合と、整理しないまま写すのとでは記憶量に差が出てしまいます。すなわち、整理しないまま写すことは、「コピー機」と同じようなことをしているのです。


    そして整理するためには理解が必要ですが、意外とそれができていない人が多いのです。その理解を科学的にコンパクトに提供するのが「塾の授業」なのです。また忘れる直前に復習すること。このタイミングの差が記憶力の差になるのです。


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