共通テスト ボーダーラインはなぜ各社で異なるのか

こんにちは、
AIC鷗州グループの医学部専門予備校
AICメディカルアカデミーです
共通テストのリサーチ(自己採点結果)から
大学のボーダーラインや判定基準を各社が発表していますが、
各社の判断はかなり違っています。
受験生は、複数のリサーチに参加しているため、
評価の異なる結果が返ってくるとも少なくありません。
一体、どの数値を信用して出願すればいいのでしょうか。
今回は、各社によって異なるボーダーラインについて解説します。
〇河合、ベネッセ、東進のボーダーラインは大きく異なる
3社すべてがネット公開しているデータは判定基準のみなので、C判定基準を比較します。
例えば
広島大学医学部医学科の前期日程
河合塾 699点/900点
ベネッセ 725点/900点
東進 729点/900点
山口大学医学部医学科の前期日程
河合塾 684点/900点
ベネッセ 710点/900点
東進 721点/900点
多くの大学でボーダーラインは東進>ベネッセ>河合の順に高いです。
中四国の医学部では
この順番が入れかわっているところは、ほとんどありませんでした。
他学部についても、大多数でこの順番になります
河合塾と東進の差は判定基準が1つズレるくらい大きいです。
〇 ボーダーラインの差は合否追跡集団の差
C判定は合格率50%で、これはどこも同じです。
この算出方法が各社で異なるとは思えません。
では、この数値の違いはどこから来るのでしょうか。
3社の一番大きな違いは、それぞれが蓄積している合否追跡データではないかと考えます。
河合塾は既卒生の合否追跡データを他より多く所持している可能性があります。
それに比べるとベネッセや東進は現役生のデータに偏っているのではないでしょうか。
仮に合否追跡した集団が異なるとした場合ですが
集団の合格率50%ラインが高いということは、
その集団は共通テストの点が高くないと合格しにくい⇒2次試験での得点力が低い
母集団の合格率50%ラインが低いということは
その集団は共通テストの点が低くても合格しやすい⇒2次試験での得点力が高い
と言えそうではありませんか。
合否追跡した集団の2次試験の得点力の差が、
共通テストのボーダーの差を作っているのではないか
これはAICメディカルアカデミーの推測です。
〇医学部受験に最適なボーダーラインと模試
河合塾の全統模試と共通テストボーダーに信頼を寄せる医学部予備校が多いのは
預かっている受験生の2次試験得点力が高いからかもしれません。
AICメディカルアカデミーも、
出願校の相談や受験推奨校の提案には
全統記述模試偏差値と河合塾の共通テストボーダーのみを活用しています。
共通テストリサーチとボーダーラインの詳しい見方はこちらをどうぞ
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